なんであの人は人から好かれるのだろう?
私も人から一目置かれたい!
人の欲求には承認欲求というものがあります。
これらを満たしている人たちの多くは日常的な所作にヒントが隠されています。
今日はちょっとした行動で一目置かれる人になるためのヒントを記事にしていきたいと思います。
1.自分から挨拶ができる人
挨拶って大抵誰でもしますよね?
でもここで大切なのは「自分から声をかける」ことなのです。
日本人は特に受け身の性格の人が多いので自分から声をかけることをためらう人も多くいます。
でも、その反面自分に注目して欲しいという気持ちも持っています。
あからさまに賞賛したり、褒めちぎることは実生活の中でなかなか機会はありませんが、挨拶をする機会は毎日あります。
ここでポイントが2つあります。
それは「自分から声をかけること」と「挨拶の言葉の前にその人の名前をつけてあげる」ことです。
人の名前とはとても重要な意味を持ちその人にとっては最も大切な名詞なのです。
それが含まれた挨拶には「その人をちゃんと認識していますよ」という意味がしっかりと含まれるのです。
会社の中や実生活の中でそういった挨拶ができる人はいませんか?
もしいなければあなたが第一人者です。
逆にもしいればその人は周りの人から好かれていたり、良い意味で意識されているはずです。
「名前付きの挨拶」は難しいことではないので是非一度試してみてください。
徐々にあなたは一目置かれる存在に変身していきますよ。
2.人の名前をすぐに覚えられる人
人の名前をなかなか覚えられない人っていますよね。
私もその一人です。
でも自分の名前を覚えてもらえないとなんか嫌な気分になりませんか?
ということはあなた自身がそういうことをしているということなのです。
先ほども書きましたが「名前」というものはとても重要な意味を持っており覚えているかいないかで相手に与える印象を良くも悪くもするものです。
ちょうど私の隣の部屋に住んでいる男性がとても気さくで会うと名前を呼んで挨拶してくれます。
それだけで親近感が湧きいつも長話をしてしまいます。
この行動で気がついたことは顔と名前を認識してもらえるという、ごく単純な行動ですら相手に好印象を与えることができるということです。
日常的に接する人であれば名前は覚えるかもしれません。
しかし、それ以外のたまにしか顔を合わせない人の名前もしっかりと覚えておくとさらに多くの人へ好印象を与えることができるのです。
3.スモールトークができる人
外国では比較的このスモールトークが常識になっている国や地域が多く存在します。
私が海外に行った時も見ず知らずの人に「How are you?」や「What’s up?」と声をかけられることが頻繁にありました。
日本ではあまりみない光景ですよね。
でもこのスモールトークをすることで相手に自分の存在を認識してもらう効果があります。
日常的に接する人でもこれは同じです。
ちょっとした瞬間にちょっとしたおしゃべりをすることで常に自分の存在を認識してもらうのです。
こうすることで自分の存在が当たり前の状態にしておくことが大切です。
注意点は「疲れた」「だるい」「帰りたい」などのネガティブワードでのスモールトークはやめましょう。
悪い意味での存在認識になってしまい逆効果になりますのであくまで会話はポジティブワードでおこないましょう。
4.頭を深く下げられる人
ちょっとした来客や訪問先での挨拶、日本ではお辞儀をしますよね。
しかし、このお辞儀という動作で人となりを見る人は意外に多くいます。
相手に体を向けずに帰り際にちょこんと頭を下げる人や首から上しか傾けない人のお辞儀って良い印象は与えませんよね。
私は一時期、訪問型のパソコン設定の仕事をしていました。
訪問先にはパソコンの使い方や設定方法がわからず、有料で技術者を呼んで問題を解決しようと思っている人たちが待っているのです。
そして作業をしてお金をもらって退室するのですが、私たちの仕事はそういった人たちにまた呼んでもらえるように接客することが重要なのです。
はじめのうちはリピーターはゼロでしたが、帰る間際に正座をしてありがとうございましたと頭を下げるようになったら一気にリピーターが増えたことがあります。
よく考えると当たり前のことではあるのですがビジネスの世界で長く活躍している経営者や人から一目置かれる人はとても腰が低く、深く頭を下げられる人たちばかりだということに気がつきました。
ありがとうという気持ちを体で表すためにはまずは頭をちゃんと下げることでしょうね。
5.話を聴くことができる人
人は自分の話を聴いてもらいたいのです。
些細な話でも、重要な話でもです。
多くの人は「聴く」のではなく「聞く」ことをします。
スマホをいじりながら話を聞いたり、別のことを考えながら相手の話をうわの空で聞いたりしたことはないでしょうか?
仕事の場面でも同じです。
部下や同僚の相談や報告をパソコンを打ちながら聞いた経験はないですか?
これって実は非常に危険な行動なんです。
ながら会話をされた人は「この人話を聴いてくれない」と感じ、そのうちこの人に話しても意味がないと思うようになるでしょう。
あくまで大切なのはきちんと「相手の方を向いて聴くこと」なのです。
そして相手の話を遮らず最後まで聴き終える必要があります。
これはコミュニケーションスキルの中で「傾聴スキル」(相手の話に耳を傾ける)とも言います。
もしあなたに子供がいたら子供の話こそ「傾聴」するべきです。
たくさんの習い事をさせても、どんなにいい大人に育てようとしても子供に対して「傾聴」ができなければ良いコミュいニケーションの方法を教えることはできません。
人の話を聴くことはコミュニケーションの基本中の基本だからです。
子供に限らす同僚や近所の人にもこの「傾聴」を実践することをオススメします。
きっと一目置かれる人になれるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
どれも特別なスキルは必要のないことばかりです。
日常的な所作をほんの少し意識して変えるだけであなたは一目置かれる人へ変身していきます。
しかし、これらは日々の積み重ねが必要なのであなた自身の習慣として取り入れることをオススメいたします。