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転職してもまた同じ状況にならないか不安になりませんか?
転職する理由に「上司や同僚との関係が良くないから辞めたい」という人が多くいます。
私の周りにもそういった理由で転職をした人は少なくはありません。でも待ってください!
転職をすることでそれは改善されましたか?
また同じような状況になった経験はありませんか?
もちろん、ないに越したことはないのですが、もしまた職場の同僚との関係や上司との折り合いがうまくいかない事があった時どうしますか?
今日は「職場での自分の在り方」について記事を書いていこうと思います。
まずは、社会で生活をしていく中で人間関係とは大きく分けて3つに分類されます。
- 家庭の人間関係
- 友人との人間関係
- 職場での人間関係
私の場合はまだ経験をしたこととがない分野の仕事を任され、その仕事がうまくいかなかったことを上司に人格から否定されてしまい、仕事ができないというより人として間違った生き方をしてきたというような感覚に陥ったことがありました。
その時、私は毎日遅くまで勉強をしたりどうしたら仕事ができるようになるのかを考え、自分なりに努力してきました。
しかし上司は「そんな努力は無駄だ」と一蹴し連日ジワジワと人格を否定してきました。
そして、結局私はその会社を退職しました。
こんな経験をした事がある人は私以外にもたくさんいると思います。
そして転職した先でもまた同じような事があるのではないかという不安にも襲われました。
この負の感覚はなかなか払拭できないものです。
しかし、このままではいけないと思い前職で経験したことを分析してみることにしました。
自分で分析して気がついたこととは
1,「できない」と言えなかった。
指示をされた仕事が自分にできるかできないかの判断ができないうちにその仕事を引き受けてしまった。
2,「報告をしなかった」
上司へ仕事の進捗や困っていることの相談や報告ができなかった。
3,「同僚とのコミュニケーションが不足していた」
仕事の進め方に困っている時に同僚へ相談ができなかった。
4,「考え方が楽天的だった」
とりあえずなんとかなるだろうという考えがどこかにあり結果的にキャパオーバーを起こし自爆した。
5,取り掛かる仕事の優先順位付けをしなかった
わからないことややりたくない仕事を後回しにしていた。
この5つが失敗した時の私の行動でした。
ここまで読んだ方は「自分が悪いんじゃないか!」「そんな仕事のやり方であれば上司に人格まで否定されて当然!」と思うでしょう。
確かにそうかもしれません、しかし実際にその状況に自分が置かれたら私のようになる人も少なくないと思います。
ではここまでのことで私はどのようにして自分の職場での在り方を変えていったかをこれから4つのポイントに分けて書いていきます。
1,何事にも「わかりません」と答える
「できなくて当たり前」から始める、30歳を過ぎると周りの人は「このくらいの仕事はできるでしょ!」という見方をされます。
しかし、私はやった事がないことに関しては初めの段階からすべて「わかりません」・「できません」とはっきり言うようにしました。
極端な時はなんとなくわかっていても「わかりません」と言っていました。
とことん周りに「あっこの人ないもわからないんだ」っていうことを意識してもらうようにしました。
そうすると周りは初歩の初歩から教えてくれるようになります。
その時はキチンとメモ帳を持って「はい!」「ありがとうございます!」と真剣に話を聞きます。
このような姿勢で演技ではなく本当に真剣に仕事を教えてもらいます。
そうすることで教える側は「奉仕の精神」や「感謝されることでの満足感」を味わう事ができ優位性を実感することでどんどん仕事を教えてくれるようになります。
このような環境ができると普段でもわからないことがあれば周りの同僚に教えてもらいことも自然とできるようになります。
キーワードは「謙虚さを持ち」と「プライドを捨てる」
仕事を教えてくれる人へ感謝をして、仕事ができるフリやわかっているフリをやめましょう。
結構そういうところは周りに見抜かれます。まずは感謝の気持ちが大切です。
2,上司から依頼された仕事は最優先事項にする
まずは感謝の気持ちが大切です。 人は基本的には自分の仕事は自分でやろうとします。 その中で部下へ仕事を割り振るということは上司が「自分のキャパを超えそう」だと判断したから別の人へ仕事を振り分けるのです。 ということは上司は「早くその仕事をやって欲しい」という考えでいるのだと私は解釈するようにしました。 人によっては「上司がサボりたいから部下へ仕事を丸投げしている」という解釈をする人もいます。 それなら尚更、頼まれた仕事をさっさと終わらせ上司との接点を早く切り上げた方がいいと思います。 とにかく上司から指示された仕事は最優先で片付けることで前者であれ後者であれ叱責されることはなくなります。 ここでの注意点は自分の仕事が手一杯の時は「無理です」って言いましょう。 仕事がパンパンな時に引き受けると必ずミスを起こします。 しかも「えっ!?なんで?」って言われるような単純なミスです。 そうなると自己嫌悪や失敗の悪循環が起きます。本当に要注意です。キーワードは「無理な時は無理って言う」
できないことをできると言う事が一番悪い結果を招きます。
周りの期待に応えようとする姿勢は素晴らしいですが自分のキャパにあった仕事をやりましょう。
3,同僚と仲良くする
子供じゃないですが何気ない会話ができるくらい同僚とは仲良くしましょう。
仕事は一方的に助ける・助けられるといったことはないのです。
持ちつ持たれつで成り立っています。
このバランスを上手にとることで、職場での自分の居場所やストレスの少ない環境を作る事ができます。
私の場合は会社の飲み会には積極的に参加するようにしました。(私は体質的にお酒が飲めません)行き帰りの運転手として活躍しています。
飲み会は1ヶ月か2ヶ月に1度なので特に苦労はありません。
たったそれだけで同僚と普段から仲良くできますし、朝起きて「会社行きたくないな」って思うこともありません。
些細なことですが自分の環境には大きな影響を与えてくれます。
キーワードは「人付き合いは何よりも大切」
人と人とで仕事は成り立っているのですからプライベートな時間を少し割いてでも同僚とは仲良くすることを勧めます。
お互いに人となりもわかりますし、損はないですよ。
4,「なんとかなる」はやめましょう
仕事の場合、相手がいます。「責任」も伴います、個人ではなく「会社の責任」です。
楽天的な性格は時に大きな損害を会社に与えることがあります。
「なんとかなると考えてもいいのは自分で責任が取れる場合のみ」です。
職場では社長でない限り自分だけでは責任は取れません。
必ず「管理者責任」であなたの上司も責任を負わされます。
なので楽天的な考えは仕事では持たないようにしましょう。
キーワードは「楽天的よりも客観的になれ」
客観的に物事を見る事で自分の欠けているところや直さなければいけないところがわかるようになってきます。
こんな姿勢で仕事に取り組むと仕事自体を楽しめるようになりますよ。
この4つのポイントを読まれた方は共感できる内容とそうではない内容があると思います。
しかし大切なのはこのポイントを実践して何が変わったかです。
私はこの4つのポイントを実践して、現在とても良い環境で仕事をしています。
私なりに悩んで考えて行動した結果がこれです。
やり方は様々ですが行動する事が出来れば良い方向に自分を導く事が必ずできます。