どんなに栄養が含まれた食べ物を食べ、毎日エステに通っても体や外見が美しくなるだけです。
人の表情や生き方において食べ物や運動以外にも大切なことがあります。
それは「健康・健全な心」です。
今回は宗教的な見解や思想ではなく。
シンプルに健康・健康な思考を持つための5つの習慣を記事にしていきたいと思います。
1.不平不満を抱かない
人やモノに対して不平不満を抱くことは実は自分自身に対してストレスを蓄積させてしまうのです。
この思考は非常に危険でそしてそれはどんどんエスカレートしてしまいます。
たとえば、上司に言われた言葉に対して不満を感じる。
バスが予定の時間になっても到着しないことにイライラする。
このように、生活の中には不平不満を感じる場面とはたくさん存在します。
一度不平不満を抱いてしまうとそれを皮切りに本当に些細なことに対しても不満を感じるようになります。
そして心で感じたことは言葉で表れるよりも先に表情に表れてしまいます。
口角が下がり、目つきもきつくなります。
そして最後にはちょっとした不満でも言葉に出してしまうようになります。
そうなってしまうと後戻りするには大変な努力が必要になります。
意識を正常な状態に戻すことは思っている以上に労力を費やします。
なぜ正す必要があるのか?
それは不平不満ばかりを習慣にしている人の周りには誰も近づきたくないのでその人は孤立してしまうからです。
一見そんな人でも周囲に人は集まっているように見えるかもしれません。
でも本心は違います。
なるべくその人の注目を引かないように当たり障りのない距離感で過ごしているだけです。
そもそも人として寂しいですし、一番近くにいる家族の人にもストレスを与えてしまいます。
家族に対してストレスを与えたいのであれば問題はないのですが、もし健やかで幸せな時間を人生の中で多く過ごしたいのであれば、今すぐにでもこのネガティブな思考を止めることをオススメします。
2.気がついたことはすぐにやる
生活している中で、「これやらないといけない」「あれを準備しなきゃいけない」など細かなタスクがドンドン出てきますよね。
これは実生活の中ではごく当たり前のことです。
しかし、この細かなタスクを一つひとつやる人と、後回しにしていつかまとめてやろうとする人とでは結果は同じでもそこには大きな違いがあるのです。
それは結果が出るまでの時間です。
例えば仕事の中で指示されたタスクや誰かを待たせているタスクなど他者が関係している仕事があったとします。
そんな時、頼まれてから結果を出すまでの時間が早い人といつも締め切りギリギリの人とでは仕事の精度と相手に与える信頼度が違います。
なぜなら、人が記憶できる情報量はそんなに多くありません。
そかも時間が経つにつれて他のタスクも増えることも想定します。
気づいたことをすぐに行動できる人は記憶が鮮明なうちにタスクを処理するので比較的間違うことが少ないです。
しかし、時間をあけてタスクを処理する人はざっくりとした記憶の中でタスクを処理しようとするので単純な間違いを犯す可能性が高くなります。
また、頼んだことに対しての反応が早い方が依頼をした側の人からすれば、とてもありがたいことなのでその人に対しての評価もその分高くなります。
最近ではタスクに優先度をつけて行動する方が効率がいいなどと言うことを書いている書籍などを目にします。
それは複数人で行うプロジェクトや重要度の高いミッションをグループで進める際に必要な行動(業務計画書、ガントチャート、ブレインダンプ、マインドマップなどを作成して行う業務など)であって、すぐに取り掛かることで解決できるタスクであれば優先度をつける前に結果を出した方が賢明だと思います。
仕事に対してのスピードと精度と信頼を高めたいのであれば気がついたことはすぐにおこなうことをオススメします。
3.自分への賞賛よりも相手への賞賛を優先する
人に褒められたい気持ちは誰でもあります。
それはあなただけでなく周囲の人も同じことです。
人間の欲求の中に「承認欲求」というものがあり、これは簡単にいうと「他者に認められたい」という欲求です。
私はこの欲求が非常に強い人間なのでよくわかります。
人に褒められるとすごく嬉しいのです。
自分を評価されたいと思い今までやってきた功績を自ら話すことで一時的な賞賛を受けることはあってもそれは長く続かないことにも気がつきました。
なぜなら周囲の人は賞賛するのではなくが賞賛される側になることを望んでいるからです。
褒めてくれない人の周りにいても心が満たされないことをわかっているからです。
このことに気がつかない人がさらに自分への賞賛を求め続けると大変なことが起きます。
それは「賞賛」から「嫉妬」に周囲の意識が変わるのです。あまり自分の成功のことばかりを口にしてると周囲はあなたに嫉妬し、いつしか妬まれるようになってしまいます。
あなたの成功はあなた自ら発信しなくても周囲はわかっています。
自分の功績を話したい気持ちもわかります。
しかし、心から周囲に賞賛されたいのであればまずあなた自身が周囲に対して賞賛の気持ちを伝えることが先です。
そうすれば自然に周囲はあなたを認めお互いを賞賛し合える環境ができるのです。
これは仕事の場面だけではなく家庭内でも同じことです。
奥様に対して賞賛をおくる、子供に対して賞賛をする。
こうすることであなた自身も賞賛される立場になっていくのです。
4.感情的な時は議論をしない
人は感情的になると熱のこもった議論をしがちになります。
実はこの議論は周囲との軋轢を生む原因にもなります。それは理屈で勝ったとしてもわだかまりが残ることが多いになるからです。人は自分の考えていることが正しいと思い言葉を発します。
しかし、その言葉に対して真っ向から立ち向かうことは賢明ではありません。
なぜなら感情的になっている状態での議論は冷静さを失い、必要以上に相手を攻撃してしまうことがあるからです。
そうなると相手は「言っている事は理解しても納得はしていない」からです。
なので一時的な優越感には浸れますが、その後の人間関係には良い影響は見込めないでしょう。
些細な事であれば相手に主導権を渡し、重要な事柄で明らかに自分の考えが正しいと思っているときは感情的にならずに相手のプライドを傷つけないような接し方をしましょう。
「あなたの考えも正しいと思います。しかし今回は私の考えていることも、もう一度一緒に考えてもらいないでしょうか?お互いの考えをもっと煮詰めることで今以上の結果が出るような気がします。」
こんな風に言えば相手のプライドも傷つけずに自分の意見も曲げずに話を前に進めることができるかもしれません。
そして、最も重要なのは「正論を言うときは決して上から目線で言ってはいけない」です。
これは間違いなく相手に感情的な反発を生みます。
5.人の悪口を言わない
自分の子供に人の悪口を率先して言うように教育する人はいますか?
もちろんいませんよね。「人の悪口を言ってはいけません」って教えますよね。
人間関係の基本として「人の悪口は言わない」当たり前のことです。
なぜなら自分がされて嫌なことは他の人にもしてはいけないことだからです。
でも大人になるとこういうことを平気でする人もいます。
そんな人がもし近くにいるのであればその人の顔をよく観察してみてください。
決して幸せな表情ではないはずです。
本人は気がつかないと思いますが「人の悪口を言っている時の表情」というのはそても醜い表情なのです。
長年そう言った思考を持ち発言している人は普段の表情も曇ってしまいとても残念な不幸ジワがしっかりと刻まれています。
あなたもそうなりたいですか?
なりたくないのであれば今すぐに相手の悪口を言うことをやめましょう。
そして「自分は周りを批判できるような人間ではないと心の中で自分を律しましょう」心を健康に保つためには健全な思考を持つことが大切です。
思考は表情に表れそして言葉として相手に伝わります。
それがポジティブな言葉なのかネガティブな言葉なのかによってあなたの人生そのものが決まります。
今日の記事は非常にシンプルで且つ多くの人たちに当てはまる内容になっています。
是非、今後の参考にしていただければ嬉しいです。