勤めている会社からもらっている給与であなたの生活は満足できていますか?
もし満足できていないなら副業を始めるしかありません。
それはなぜだと思いますか?
答えは会社は給与を増やすことを嫌うからです。
その理由は単純で、企業が利益を出していくために一番ネックになることは「人件費の増加」なのです。
だから売上を上げることが困難になった時に真っ先に行われるのが「リストラ」なのです。
もしあなたがリストラにあった時、一文無しになり家族が路頭に迷ったら何をしますか?
たぶん多くの人は「再就職先を探す」ことを最優先に始めるでしょう。
もちろん間違ってはいません。
でも、もしあなたが今の会社に在籍していながら副業として幾らかの収入があった場合、リストラにあった時の焦り具合は全然違うはずです。
だって会社からの給与がなくなったとしても、副業での収入があるのですから気持ちの余裕は少なからずあるはずです。
今日は副業時代の幕開けとして今までとおりの生き方以外の収入源を作るために必要なことをまとめました。
1.副業の捉え方とは
あなたにとって副業で得られる金額はどのくらいの感覚ですか?
この金額の感覚値は人によって異なりますが、はっきりと言えることは3万円を指標値に副業をする人は3万円を稼ぐ行動をします。
例えば仕事終わりにコンビニでアルバイトしたり、夜間清掃をしたりします。
しかし、10万円以上を稼ごうとする人はそういった労力からお金を生み出すことを選択肢に入れていません。
なぜなら、昼間正社員として働き、夜に10万円以上を稼ごうとすると体を壊したり、本来の仕事に支障が出ることを知っているからです。
まず、知ってもらいたいのは「副業をするときは極力労力で稼がないこと」なのです。
このキーワードはとても重要なことなので覚えていてください。
2.何をやるか?よりも何ができるかが大事
次に副業を始める時に大切なことは何をやるかではなく「何ができるか?」ということが肝心です。
副業を始める人のほとんどがこの初歩を誤ります。
何をやるかを考えだすと始めることができなくなったり、体力系アルバイトを始めてしまい、長く続けることができないのです。
大切なことは今の自分に何ができるかを中心に副業を組み立てることです。
中には「何も取り柄がない」「何ができるかわからない」という人もいるでしょう。
心配しないでください。私も初め同じことを思いました。
視点を変えると「これからスキルをつけて、できることを見つければいい」ということです。
人によって異なりますが私の場合は、パソコンを武器にしました。
その武器の内容は「デザイン」「販売代行」「ホームページ制作」「ブログ」です。
ハッキリ言いますが、パソコンでお金を稼ぐことは大変です。
しかし、稼ぐスキルを身につけた後は自分の好きな時間に好きな分だけお金を稼げるようになります。
この領域までスキルを高めることができれば結構安心できるくらいのお金を稼げるようになりますよ。
3.ビジネスは先義後利が大前提
目先のお金よりも長い目で見た安定的な収入が欲しいのであれば「先義後利」が大切です。
先義後利とは先に義理を果たし、そのあとに利益を得ることです。
言葉の捉え方には人それぞれな部分はあるかもしれませんが、私はこの言葉を実践した時、初期の依頼は激安価格かタダで請け負いました。
こうすることでまずは「仕事を受注する」という段階をクリアして、その後の成果次第でその顧客をリピーターにしていくのです。
パソコンを使った仕事は意外に身近に出来る人がいないことが多く、ある程度のクオリティであれば再依頼をもらえることがあります。
段階的に受注金額を上げていくことで顧客は満足してこちらは収入を増やしていくといった仕組みです。
はじめのうちは損をしてでも仕事を請け負い顧客を増やしていきましょう。
お金を持っていそうなお客さんだからといって絶対にふっかけたりはしないでください。
もしその仕事を受注したとしても金額に見合ったクオリティや手間のかかるアフターフォローを求められます。
自分の首を絞めるようなことは避けた方が賢明でしょう。
4.スキルを身につける方法は「youtube」
スキルといっても何をして身につけたらいいのかわからないという人もいるでしょう。
私はスキルアップの材料として使ったツールはyoutubeのみです。
ブログの書き方や、パソコンのソフトの使い方などは「○○チュートリアル」などで検索すればたくさん動画がヒットします。
これらはとても理にかなっていて、動画を配信する人は閲覧件数が上がり広告収入を得られる。
観る側は無料で操作方法や書き方を学ぶことができるのです。
教科書を買ってスキマ時間に読むよりも、映像と言葉で説明を観る方が時間的にも金銭的にも効果は高いです。
5.驕るな危険!
ある程度の収入を得られるようになった時に注意したいのは「自身の驕り」です。
今まで入ってこなかった副収入に調子を良くしてお金使いが荒くなったり、脱サラしようとする人がいますが、とても危険なことです。
お金の使い方が荒くなると生活水準が高くなり、稼いでも稼いでもお金が足りなくなります。
これは本末転倒であり、今まで大きなお金を手にしたことのない人に現れる特徴です。
また、給与と同じくらいの金額を副業で稼げるようになったからといって独立する人は大抵失敗します。
なぜなら、会社には「経費や雑費」などがありそれらを自身が負担するという感覚がないからです。
副業から生業にする時にはせめて今の収入の3倍は必要になります。
金額として毎月100万円以上は副業で稼げるようにならないと安心はできないでしょう。