職場や友人、家庭などの社会生活を送る上で人間関係はとても重要なことの一つです。
この人間関係は人によって様々で、自分にとって有益な人間関係になることもあれば、不利益でストレスを抱えてしまう関係もあります。
どちらにも言えることは、世の中には縁を切るべき人がいるということです。
直接的な害はなくても長い時間をかけてゆっくりとあなたをマイナスの方向へ導こうとする人もいます。
今日は、あなたにとって最適な人間関係を築く上で関わってはいけない、縁を切るべき人のご紹介をします。
知らないうちにあなたが不幸にならないように是非参考にして頂けたらと思います。
1.努力をしたフリをしてラクをする人
良い社会生活を送るためには必ず「努力」が必要ですよね。
でも中には本当に努力をしている人と、努力をしているふりをしている人がいます。
そして、最もダメな人は「努力をしたフリをしてラクをする人」なのです。あなたの上司はこんな人ではないですか?
部下に仕事を丸投げして昼間どこかに行ってしまうような上司、自分がサボりたいがために責任を押し付けてくる上司、こういった人の下で働いていると自分が将来そのポストに就いたときに同じような行動をします。
なぜなら、そういった無責任な上司の背中を見て育ったのですから部下に対しての接し方はその方法しか学ばないからです。
もしあなたの上司がこのタイプであれば今すぐに離れることです。
ある程度規模のある会社であれば何かしらの理由をつけて部署異動の希望を出しましょう。
小さい会社で部署異動ができないのであれば、転職をするために行動を始めてください。
今あなたは「それだけのことで部署異動や転職は現実的ではない」と思われたでしょう。
確かに近い将来に大きな影響を与えることではないかもしれませんが、はっきりと終えることは10年20年後のあなたの仕事に対してのスタンスそのものに影響を大きく与えることなのです。
後になって後悔しないように、早い段階で正当な努力ができる環境に身を置くことをオススメします。
2.事実を織り交ぜながら嘘をつく人
本当の嘘つきは事実を織り交ぜながら嘘をつきます。こういったタイプの人は息を吐くかのように嘘がポンポン出てきます。
始めのうちはあまり気にならないかもしれませんが、あっという間にあなたの嘘に対しての免疫を壊していきます。
嘘をつくのが当たり前という環境に身をさらしてしまうとまともな社会生活や人間関係は作れません。
こういったタイプは自分一人では見極められないことがあります。
なのでその人を知る人から情報を集めて信用できる人かどうかを判断しましょう。
嘘をつく人が近くにいることで生じるデメリットは「嘘に惑わされて利用される」ことの他に「真実か嘘かを見極める工程」が生じることです。
ハッキリ言って面倒なことです。
そんな無駄な工程を踏むのであれば、嘘をつかない人とだけ付き合った方がよっぽどシンプルで、無駄のない人間関係が作れます。
もしあなたの近くに「嘘つき」がいるのであれば今すぐに排除するべきです。
3.否定的な思考が染みついている人
「いや!」「でも~」「だって~」「どうせ~」こういった口癖の人はあなたの周りにはいませんか?
もしいたら距離を空けましょう。
なぜなら基本的に開口一番に否定的なキーワードを言う人は「ネガティブ」だったり「マイナス思考」の人だからです。
もちろん人には感情の浮き沈みがありますが、デフォルトの意識がネガティブであったりマイナス思考の人が近くにいると自分までその領域に引きずり込まれます。
そして何よりこのタイプは周囲から嫌われるので、そういった人たちと時間を共有するということは同じ意識レベルになってしまうというリスクが伴います。
大抵このパターンは不幸な人や、人の不幸を幸せに変換させるタイプなのであなたの不幸を餌にするかもしれません。
一見、普通の人に見えるかもしれませんが否定的な面が目立つ人だとわかったら、あなたも嫌われ者になってしまう前にすぐに縁を切りましょう。
4.他人の成功を妬む人
人には嫉妬や妬みという感情があります。人の成功を心から喜べる人はその人自身も成功します。
なぜなら、他人の成功を喜べる人格を持っている人には多くの人が集うからです。
しかし、嫉妬や妬みで他人を見るような人は一生成功はできません。
それはその人に限らずその環境で育てられた子供にも影響があります。
もしあなたが本当に成功したいのであれば嫉妬や妬みを持つような人には家族単位で距離を取ることが必要です。
そしてもう一つ、あなた自身はチャレンジしていることや成功しそうなことをそういった人に知られないようにすることが大切です。
子供がピアノで賞をとった、副業で月収5万円を達成したなど誇らしいことかもしれませんがこういった情報は害を受けるきっかけになります。
できるだけ自分や家族の成功は他人には漏らさずにしておいた方が身の為です。
5.感情の起伏が激しい人
感情の起伏が激しい人と付き合うためには無駄なエネルギーが必要です。中にはそういった人を「情熱的」と表現する人がいますが、それは第三者目線での感想であり、関わる人からすると勘弁してほしいとしか思わないことです。
10秒前まではニコニコしていたのに、些細なことがきっかけでいきなり街中でブチ切れられたり、大声で泣き叫ばれたりすることは周囲の人からしたら迷惑な話です。
こういった人は平常時は自信過剰であったり、外見や表面的な部分でしか人を評価できなかったりします。
そして、チヤホヤされたい人、今まで努力や成功をしたことがない人に多い傾向です。
あなたがもっと穏やかに過ごすためにはそんな人はあなたの人間関係から排除した方がいいのです。
わざわざ巻き込まれることはないのですからね。
6.屈折した負けず嫌いな人
純粋な負けず嫌いな人は努力ができます。屈折した負けず嫌いは努力をせずに周りを陥れようとします。
屈折した思考を持った人が近くにいることであなたにはリスクが生じます。
そのリスクとはあなたが目立った瞬間にターゲットリストに名前が載ることです。
次の瞬間からあなたはありもしない噂話や嫌がらせの応酬に苦しむでしょう。
屈折した負けず嫌いな人の特徴は「1の努力」を「100の努力」のように周囲に言いふらします。
「誰でもできる努力をした」ことをあたかも「誰にもできない領域まで努力した」ように表現します。
承認欲求が強すぎるため本人もそのことに気がつかないのです。
こういった人はとても危険なので縁を切った方が賢明です。