1,終活はいつから始めるといった決まりはない!
私は以前、友人から終活はいつから始めたらいいの?と質問をされたことがあります。
私は即答で「今から!」と言いました。
なぜ即答したかというと私は既に終活を始めていたからです。
インターネットで検索してみると終活とは「自分が亡くなった際の葬儀、お墓、遺言の準備や、財産相続、身の回りの生前整理などを行うこと」と書かれていました。
しかし、葬式や遺言、財産相続や生前整理って正直なところいつでも出来るし驚くほど時間はかからないんです。
何より自分が死ぬタイミングは直前になるまでわからないのであれば、後悔しない生き方をすることが最も有効な終活だと考えます。
なので私の終活の解釈は「悔いの残らない人生をこれからどうやって生きていくのか」これに限ります。
まずは私が思う本当の意味での終活のことを知って頂きたいです。
2,終活は自分自身のため
あなたが主役です。
そして、あなたの物語はハッピーエンドとバッドエンドのどちらを最後に選びますか?
私の思うハッピーエンドは子供や妻が私がいなくなった後も笑顔で幸せに暮らしくれることがハッピーエンドだと思っています。
ではどうしたらそのハッピーエンドを迎えられるか?
私が今やっていることは自分自身が幸せになることを常に意識して生活をしています。
なぜなら子供に幸せになってもらいたい、妻にいつまでも笑顔でいてほしいと願っているのであれば、まずは自分が幸せになりいつも笑顔でいられる状態でいなければその想いに説得力がないと思ったからです。
自分ができないことを他の人に望むことは私自身に違和感があったからです。
言い方は微妙かもしれませんがストレートにいうと「自分ができないことを人にやらせるの?」ってことです。
なので私はbucketlist(バケットリスト)を作りました。
バケットリストとは簡単にいうと「死ぬまでにやりたいことリスト」のことです。
実際に作ってみると自分が幸せになる為にはどうしたらいいかなんてことも結構、はっきりしてきますよ。
このバケットリストを知ったのは数年前に観た映画「最高の人生の見つけ方(原題:The bucket list)」でした。
話が逸れてしまいましたが、あなたがあなた自身を幸せにすることがあなたにとっての終活の始まりという事だと私は考えています。
3,バケットリストは終活のガイドブック
1つ目は「必ず笑顔になれることをリストに書く」
人生を80年と考えて笑顔でいる時間を知っていますか?平均22時間3分だそうです。これって結構短いと思いませんか。
みなさんもそうでしょうが生きていると笑顔になれないことって結構多いと思います。
大人になると「良いことよりも悪いことの方が多い」ような気がします。だから私は平均よりも長く笑顔でいたいと今は思っています。
2つ目は「経済的な不安を残したまま死なない」
お金がなくても幸せになれるという方もいると思います。
私はその考えは否定しません。
しかし、人が幸せになる事柄にはお金が密接に関係していることも私は知っています。
なので私はいつもビジネスのことやお金の運用にことを考え学ぶようにしました。
その方が残された家族は幸せになるチャンスを多く得られると考えているからです。
3つ目のルールは「このリストは違うなって思ったら迷わず修正する」
はじめから完璧なリストを作ることはできないですし作ろうとも思っていません。
それは一つやりたいことをやると次にやりたいことが変わることがあるからです。
海外に行きたいと思って実際に行ってみたら次はその国で住みたくなるかもしれないし、その時になってみないと分からないことは多くあります。
今のところ大幅にリストの内容が変わることはないですが、もしバケットリストを作るのであれば多少の微調整の幅をとることをお勧めします。
終活をお考えの方へ
一般的な終活を目的として行動をしてしまうとかなり視野の狭い終活になってしまいます。
そうならない為には「終活はあなたの人生の集大成の最後のピース」くらいの認識でいいと思います。
とても大切なことでもあり、あなたの周りにいる大切な人たちのためでもあります。
慎重に考えることも大事ですし悩むことも大切だと思います。
でも一番大切なことは行動することです。
行動することはいつでもできます、それが早いか遅いかの違いなだけですがその差は結果としてきっと大きく異なると思います。