愚図る子供にお手上げのお母さん、子供が愚図る本当の意味ができれば苦労はないですよね?
子育てをする親であれば「なんでこの子のはこんなに騒ぐのだろう」と頭を抱えた経験はありますよね。
今日は子供が愚図る理由、そして本当に伝えたいことを記事にまとめていきます。
なぜこんなに愚図るの?
「どうしてこんなに愚図るの?」
それは「不安」と「寂しさ」子供は毎日が未知の経験をしています。
大人であれば多少の変化でも今までの経験をもとに環境に自分を合わせることはできます。
しかし、子供はその「経験」がないので環境に順応させる手段がわかりません。
なので今自分ができる行動としての選択が「泣く」「叫ぶ」という「表現方法」へと繋がっていくのです。
子供が泣いたら多くの母親は子供を抱きかかえますよね。
それの行為によって子供が泣くことをやめます。
なぜなら、いつもの母親の腕の中という経験のある環境へ戻ることで不安がなくなり泣き止むのです。
「泣く」「叫ぶ」という表現方法の度合いは子供によって違います。
「うちの子は周りの子よりも愚図る頻度が多い」や「泣き出したら止まらなくなる」と感じるお母さんもいるでしょう。
しかし、それは子供によってのあくまで「個人差」なのであり、決してそれ自体は異常なことではないのです。
中には自分の子供は「情緒不安定」「発狂する」「自閉症」などと心配する人がいます。
ほとんどの場合、環境変化に戸惑ったり自分の伝えたいことを上手に表現できなかったりしているだけなのです。
様々な環境を経験することによってほとんどのことは子供が成長していく事で解消されるでしょう。
しかし、心配のあまりインターネットで「子供 自閉症」や「3歳児 情緒不安定」などと検索するとあたかも自分の子供が「病気」なのではないかと錯覚して親が子供をそういった目で見てしまうことがあります。
もちろん中には「自閉症」であったりなんらかの病気である可能性もあるかもしれません。
でも、その答えに辿り着く前にもう一度シンプルに今までのことを振り返ってみてください。
子供が愚図った背景には環境の変化や子供を見るあなた自身の感情に変化はなかったですか?
ほとんどの場合、そこに理由があります。
子供の個人差や環境の変化、親の感情によって導かれる答えは変わります。
子供に何らかの病名をつける事は時期尚早であり、先ずはしっかりと子供と向き合いその時「不安」や「寂しさ」を与える行動をしていなかったかを客観的な視点から振り返りましょう。
きっとそこに答えがあります。
子供が本当に伝えたいこととは?
言葉が話せる大人でも本当に伝えたいことを表現することができない場面や伝えられない瞬間はあります。
子供であればなおさらです。
3歳くらいになるといくらか会話ができるようになり普段も意思疎通ができるようになります。
でもふとした瞬間に泣き出したり、怒り出したりする事はないですか?
それが家であれお店や公園であれ所構わずです。
そんな時子供は何を伝えたいのでしょうか?
買って欲しいものがある、ブランコに乗りたいのに他の子供が乗っている、母親が家事をしていて自分がほったらかしにされていると思ってしまう。
状況によって子供が求めている事は様々です。
しかしどれも共通することがあります。
それは「自分の意思を表現している」ということです。
それを単純に言葉というコミュニケーションで表現ができないだけなのです。
もちろん欲しいものを毎回買っていては子供に「我慢」を教えられない。
ブランコに乗るためには「待つ」ことを知ってもらわなければいけない、母親が家事をしていて子供をかまってあげられないのは愛情がないのではないことをわかってもらう必要があります。
しかし、子供はそれを「知らない」だけなのです。
なのでシッカリと子供の目線まで腰を落として目を見て教えてあげてください。
一度では理解できなくてもそれを何回も繰り返すことで子供は理解してくれます。
大人でも一度言われたことをすぐに覚えられる人はほとんどいないのですから、何度も教える事は当たり前のことです。
そして経験を積ませることで同時にコミュニケーションを覚えていきます。
子供の伝えたい事はいつでもあなたの目の前にありますよ。
ただそれに気がつかないだけで子供の目線になって考えると意外にシンプルなところに答えが転がっていますよ。
子供の言葉使いに違和感を感じたら「自分を見直すべき」今はyoutubeやテレビから子供が多くの情報を得ています。
どこでそんな言葉覚えてきたの?
という経験はありませんか?
私のママ友は子供が愚図ると「もう嫌だ!」「ママいらない!」「一人にして!」と言われるそうでショックを受けていました。
子供が何かの病気ではないかと思うほどすごく悩んでいました。
インターネットも解約してなるべく子供にそういった言葉を覚えさせないようにしようとも考えたそうです。
しかし、原因はそこではなかったのです。
それはご主人から聞いたのですが子供の言葉使いは母親の言葉使いにそっくりだったのです。
そうです!嫌だ、いらない、一人にして、何なの!などの子供が覚えてきた言葉は全て母親がご主人や子供に向けて発していた言葉だったのです。
その事を母親に伝えたそうですが残念なことに今だに母親はその事実を認めてはいないようです。
なんか悲しいですね。
自分が見えていないことほど怖い事はないですね。
同じような経験がもしあれば自分を見直したほうがいいですね。
子供は信頼する人のことを一番手本にします。
言葉使いや行動に違和感があった時は自分の言動を見直すことがまず先決です。
これは母親に限らず父親にも言えることです。