みなさん、ミニマリストをご存知ですか?
2010年頃から日本でも広がり始めた「必要最小限のモノだけを持つ」新しいライフスタイルの一つです。
このミニマリズムではモノを多く所有するといった考え方を改めることで取捨選択を身につけ、自分にとってベストなモノとそうでないモノを見極めるチカラを得ることができます。
今の社会はモノに溢れほとんどの人が、ある程度欲しいものをいつでも手にすることができます。
しかし、それが過剰になってしまうと金銭的にも精神的にも自分を圧迫し始めます。
それを改善できる方法としてミニマリストという考え方があります。
私はこのミニマリストという考え方が心の健康にも繋がると思っています。
今日は、何が自分にとって必要なのかを理解する方法を考えていきたいと思います。
ミニマリストになることでどのような変化があるのか?
まず、今の自分の部屋を見渡してみましょう。
床にモノがたくさん置かれ、押し入れを開けると服がぎゅうぎゅう詰めの収納ダンスが入っていませんか?
そしてそれらは「全て必要なモノ」かを考えてみましょう。
恐らくほとんどが捨てられずに持ち続けているモノのはずです。
私もこのミニマリストというライフスタイルを知る前は部屋中にモノが溢れ、ごちゃごちゃした生活をしていました。
家に帰ってもなんか落ち着かずにゆっくり休めないこともありました。
しかし、引越しを機に少しずつミニマリストを目指し始めた結果、良いことがありました。
2.部屋が狭くなったので生活コストを下げることができた
3.掃除の手間が少なくなり、休日の時間に余裕ができた
4.何がどこにあるのかを把握できるので時間コストが少なくなった
5.持ち物を見直すことで一つ一つに個性が持てた
4つのメリットを私なりに解釈すると、圧迫感のある家に帰ることでのストレスから解放された。
賃貸に住む人は収納するものが少ない分、借りる間取りを狭くしても問題がなくなったので必然的に家賃も安くすることができる。
休みの日や帰宅後にする家事の手間が減ったので、その時間を自分の時間に回すことができる。
意外に探し物をしている時間ほど無駄なことはないので、それがなくなった。
モノを減らしていくことで残ったモノに個性を見ることができた。などです。
ミニマリストになるための注意点
個人的にミニマリストとは基本的な考え方以外は、個々の個性に合わせた実践が必要だと思います。
いきなりミニマリストになろうとして、深く考えずにモノを捨てていくと後になって、また買い直さなければいけなくなったり、後悔をしてしまうことがあるでしょう。
なので、あまり急がずに自分にとって最低限必要なモノは何かを考えながら進めていくことが大切です。
そして、一つ一つのモノにこだわることでミニマリストに近づくことができます。
人によってこだわるモノは違いますが私の場合は、仕事道具や身の回りの小物でした。
今まで「できるだけ安いものを買う」という考え方から「良いものを長く使う」という思考に切り替えたことで、それが実現できました。
2.G-SHOCKからパネライの手巻き式時計
3.ノーブランドの長財布からマネークリップ付きの折りたたみ式
4.100均のボールペンからモンブランのボールペン
5.canon kissX7からフルサイズの6D-mark2に変更
6.5000円〜7000円のメガネからトム・フォードのメガネへ変更
一見して高価な買い物のように見えますがこれらに変えてからモノを無くすといったことがなくなりました。
以前はトイレや外出先で頻繁にモノを無くしてしまい、その都度新しいものを買っていました。
恐らくこれまで使っていたモノへの愛着がなかったからでしょう。
それに安いものであれば耐久性もそれなりなので結局、財布などは数年おきに買い返すことにもなっていたのでトータルして考えると、これらを買い換えることでのメリットの方が大きいような気がします。
私はこれで一つ一つのモノに愛着を持つことで「長く大切に使う」という価値観を持つことができました。
結果的に、持ち物自体が少なくなり、それらに使うお金も減らすことができました。
ミニマリズムが生活に与える影響とは
モノがない生活を送ることは今の日本では結構大変なことです。
街に出ればたくさんの広告を目にします。
スマホを触ればyoutubeやアプリには商品の宣伝タイムがあります。
普段の生活の中に多くの購買意欲を刺激する出来事があります。
気を緩めると、amazonアプリでポチッとしてしまうでしょう。
しかし、これらを自制することで自分にとって何が必要で何が不要なものかを判断して生活をすることで金銭的にも精神的にも無駄のない生き方ができるようになります。
そうなると、お金も貯まり、ストレスから解放されて毎日を楽しく過ごすことができるのです。
この新しいライフスタイルを一度取り入れてみてはいかがですか?