人はそれぞれ育ってきた家庭環境が違います。
そこには家庭や親の習慣や価値観が多く影響を受けます。
結婚をするということはその違った価値観や習慣をいかに共有してより良い家庭を築くかにあります。
今日は家庭の習慣や価値観の違いは実はこんなところに現れる!と題して記事をまとめていきたいと思います。
1.食生活:こんな些細なところに違いがあった
食生活は顕著にその家庭の習慣が現れます。
実は夫婦喧嘩の原因に料理の味付けがあるくらいなのです。
今まで当たり前に使っていた調味料が実は相手には考えられないものだったり、「なんでそれを味噌汁に入れちゃうの?」 ていうこともあったり。
「えっ?!朝はご飯じゃないの?」などです。
旦那さんが美味しければなんでもいいという人であれば問題はないのですが、結構味付けにこだわりを持っている人は多いのです。
なかなか面倒ではありますがこればっかりは何十年と当たり前に過ごしてきた習慣なので変えることは難しいかもしれません。
なのでお互いの好みを理解して少しづつ味付けを寄せていくほうがいいでしょう。
味付けの違いで喧嘩になり価値観の相違で離婚までいってしまったカップルを私は知っています。
そうならないためにお互い歩み寄りは必要ですよ。
2.時間の使い方:休日はどうやって過ごす?
一人暮らしの長い人や実家暮らしの人は時間の使い方が独特です。
休みの日は遅くまで寝ていたい人やどんな日でも決まった時間に起きて休みの日でしかできない洗濯や掃除をするといったように時間の使い方も様々です。
これは生活スタイルにも影響します。
新婚夫婦であれば休みの日くらい一緒にお出掛けしたり、重い荷物の買い物を旦那さんに運んでもらいたいなどお互いにやりたいことがあるはずです。
でも実際に休みになると思ったことができなくてイライラした経験がある人もいるはずです。
旦那さんは朝からゲームに夢中になっていたり出掛けるつもりだったのに準備が遅くてイライラして喧嘩になったり………
どんなに長い年月一緒に生活しても直らないこともあると思います。
そんな時は前もって休みの日の過ごし方を二人で考えておきましょう。
何もしないなら「ゆっくり自分のしたいことをやる日」と決めておきましょう。
ある程度の決め事をしていると休みの日に喧嘩をしたり嫌な思いをすることはなくなります。
3.お金の使い方:そこにそんなにお金を掛けるの?
「高いものを長く使う人」と「1円でも安いものを買いたい」という人、結構意見が別れませんか?
私は1円でも安いものを買いたい派です。長い目で見てどっちがコスパが良いか?
今の出費を抑えることを最優先に考えるかは人それぞれのお金の価値観です。
しかし、このお金の価値観のタイプを合わせていかないとこれも喧嘩の原因になってしまいます。
お店で喧嘩するのも嫌ですよね…
たとえば、洗濯機やテレビなどの家電製品、安いものだと数千円~3万円くらいで買えますが、高いものだと何十万円もするものもあります。
そこでこの機能も欲しい、このくらいの容量がいいなど条件を出し合っていくと大抵予算オーバーになります。
結果的に妥協するか予算オーバーになってクレジットカードで分割払いをするかになってしまいます。
でもここで重要なのはお互いに同等の妥協や納得をした買い物をしているかということです。
どちらかの意見を重視してしまうと後から喧嘩になります。
お金の使い方は家庭で異なります。
どんなに良い家電を使っていても貯金残高がいつも0に近い家庭や、質素に暮らしている代わりに何かあった時に使えるお金を貯蓄している家庭など様々です。
私の実家では母が年間で必ずかかる費用(車検費、車の税金、固定資産税、学費など)を一つずつ封筒に分けて管理していました。
なので買い物をする時は必ず「予算」という考え方が存在しました。
しかし、私の結婚相手の家庭ではそういったことをせずに「欲しいものは買う」といった感じだったため結構喧嘩はした記憶があります。
このようにお金の使い方も家庭によって全く違いますので要注意です。
4.イベント:帰省や親戚付き合いの頻度
親戚との距離感や親との親密度によって正月やお盆の帰省頻度が変わってきます。
それは相手の家族も同じことです。
付き合っている時は両家にあまり行き来しないカップルもあるでしょうが結婚したらそうはいかないでしょう。
こればっかりは2人だけで決めることができないことです。
親戚や親という第三者がいるのですから事前に相談しておく必要があるでしょう。
またイベントごとは他にもあり「クリスマス」「バレンタイン」「ホワイトデー」「父の日」「母の日」とたくさんあります。
これらも家庭によって重要度が違うので事前確認必須です!
何事も円満な家庭を築くための必須項目と考えきちんと話し合いをしましょう。
最後に
結婚をする前と結婚した後では生活の習慣や考え方で相手と自分との間でズレが生じます。
そのズレに気がついた時からが本当の結婚生活の始まりなのです。
お互いに歩み寄り考え方を理解し合うことでより良い家庭を作ることができますのでみなさまも心がけることをオススメします。