いつも遅刻してくる、仕事中もぼんやりしている、返事はいいが結果が伴わない、目標はいつも未達成な部下はあなたの周りにいますか?
そんな部下を持つとあなたは毎日頭を抱えるはずです。
今日はそんなやる気のない部下が考えている本当のことをご紹介します。
少しでも上司であるあなたのモヤモヤを解消できれば嬉しいです。
やる気のない部下の心理とは
やる気のない部下が何を考えているか考えたことはありますか?
始めの頃は考えたはずです。
でも結局、理解できずに時間が過ぎているのも事実だと思います。
まず、あなたの部下はなぜやる気がないのでしょうか?
それはいくつか考えられます。
1.会社にいても自分の将来が見えない
やりたい仕事に就けなかった人や、やりたいことが見つからなくてとりあえず就職した人に多い傾向ですね。
もしくはやりたい仕事だと思って就職したけど実際働いてみたらなんか違ったというところでしょうか。
そう言った人たちはやる気がないことと同じくらいやりがいを感じていないのです。
もしそういった人が将来のビジョンややりたいことを見いだすことができれば一瞬で「スーパー社員」になるでしょう。
ではどうしたらその人を変えることができるでしょう。
今の時代ノミニケーションは通用しないです。
上から押し付けるようなことをすればパワハラと言われるでしょう。
そんな時は同じ目線で敬意を持って接することが一番有効だと思います。
一回や二回話したところでその人は変わりません。
時間が許す限り何度でも話し合うことが必要です。
人のマインドは外部から変えることはできないのですから、変わるきっかけを根気強く与えることです。
100%成功をすることはないでしょう。
時には会社を辞める人もいるでしょう。
しかし、だからと言って話し合うことをやめてはいけません。
上司であるあなたの心からの言葉で変わる社員もいることは確かなのです。
2.上司(あなた)が嫌い
正直なところこういうこともあります。
あなたがクセが強く、上から目線の発言が多ければ嫌われて当然です。
逆の立場であれば嫌いますよね?
部下はあなたよりも劣っている人間ではありません。
ただ経験が少ないだけなのです。
ほとんどの会社の仕事とは経験さえあれば誰にでもできることです。
もう一度言います。
誰にでもできます。
経験を積んだ期間が長いか短いかだけのことなのです。
会社の中には勘違いをしている上司がたくさんいます。
今の立場が課長であったり、部長であったとしてもそれは会社の中、とても狭い範囲でのことだからです。
そして役職とは役割でしかありません。
人間としての優劣ではないのです。
そこを根本から理解していないと部下に好かれる上司、部下をやる気にさせる上司には一生なれません。
部下の心理はこれです「早くあの上司会社辞めないかな」上司であるあなたが勘違いしている分、部下も勘違いした思考を持ち続けます。
3.今の仕事に興味がない
働いてはいるけど面白くない、これをやって何になるの?と思っているでしょう。
この思考を持っている人で転職を考えている部下ならまだ良い方です。
そうでないのであれば早急に対処が必要です。
なぜなら給料泥棒予備軍だからです。
私が社長であれば即刻クビにするタイプです。
なぜなら、こう言った思考は伝染するからです。
今まで頑張っていた他の社員がやる気を失ったり、売り上げが下がる原因になります。
こういった人は今まで何かにチャレンジをしたことがない人に多い傾向があります。
対応策は少しずつ課題を与えることです。
そして課題を終えたらチェックしてまずは褒めることです。
自分のやったことを評価されることでやる気が少しずつでてくるでしょう。
これは承認欲求を満たす方法です。
人は集団に属した後に求める欲求は「認められたい」という欲求なのです。
それを少しずつ満たすことで本には気付かないうちに自ら承認される行動をするようになります。
注意点は欠点を指摘する時は褒めた後にすることです。
そうすることであなたの言葉を素直に聞いてくれるようになるでしょう。
4.何をすればいいのか理解できていない
仕事を覚えるスピードは人によって異なります。
なんでも要領よくこなす人もいれば人の数倍教えないとできない人もいます。
これは個人差や適材適所の人員配置も関係してきます。
しかし、あなたの部下になったのであれば、あなたがしっかりと指導する必要があるのです。
「何をすればいいのか理解できていない」人はやる気がないように見えて実は、やりたくても何をやれば良いのか理解できていないだけなのです。
これはもう根気強く教えるしかありません。
一つ一つの業務を確認して本人が自ら行動をできるようになるまで教え続ける必要があります。
もしあなたがこれをできなければそれなあなたが上司の器ではなくただその会社に長くいるだけで役職がついたということだけの話だと思います。
だとすれば不幸なのはあなたではなく部下の方ではないでしょうか?
5.仕事をミスしてしまうことが怖い
ミスを怖がってしまい自発的な行動ができない人はいます。
責任を負うことが怖く、責められることを極端に嫌がる人です。
こういった人には初め単純な作業からやらせた方がいいでしょう。
決まったことを決まった時間までに終わらせる習慣をつけることです。
それができるようになれば次のステップというように仕事の難易度を上げることです。
いつまでも単純作業をさせていると慣れてきてそれすらもミスしてドツボにはまりますので要注意です。
いかがでしたでしょうか?
キツイことを書いたところもありますが、部下を持つということはこういうことです。
人の上に立ち仕事をすることはもちろん大変です。
しかし、自分の子供が同じように仕事に悩んでいればどこまでも愛情を注ぎ、助けようとしますよね。
そういった心持ちで接することで部下である社員はあなたのことを慕い仕事に対して前向きに取り組むようになっていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。