「社畜」とは誰が誰に向けての言葉なのでしょうか?
会社からあなたですか?
自分自身に向けて?
それともその両方?
今日は社畜歴10年の私が気がついた「社畜にならないための働き方」をご紹介していきたいと思います。
日本人の多くが企業に勤め生活をしています。
その中で「社畜」と言われる人はどんな働き方をしているでしょう?
長時間会社に勤め人生の大半を会社に捧げて自分の本来の生き方がわからなくなってしまっている人
もう一度、自分自身の考え方と働き方を見つめ直す絶好のチャンスかもしれませんね。
1.会社の悪口や批判的な考え方を捨てる
社畜になる前兆として会社の悪いところが目立て見えてきます。
そして愚痴やストレスも溜まり、それを同僚と言い合ったり上司の悪口を影でコソコソ話題にしたりしていませんか?
会社にとってそれがいいことなのか悪いことなのかは別として、あなた自身にとっては悪いことです。
なぜならその行為自体があなた自身の頑張りを否定しているのですからね。
折角、毎日頑張って仕事をしているのにマイナスな言葉を口にしていたら考え方や意識に良い影響などあるはずがありません。
なので目線を会社から自分自身に変えてください。
自分を客観的に見ることで後ろ向きな考え方から前向きな考え方へ転換ができるようになります。
2.義務と権利のバランスを心得る
日本の法律で労働者は保護されています。
しかし、その保護を履き違えて権利を義務以上に主張する会社員がいます。
ハッキリ言って誤った考え方です。
たとえば、あなたの売上が一ヶ月で30万円であなたの給料が30万円だった場合、プラスマイナスゼロだと思いますか?
答えは「マイナス」です。
あなたの営業活動にかかる経費は会社が負担します。
事務所の家賃、社用車のガソリン代、車両保険料、社用携帯代金、社会保険料など会社はあなたを雇用することで多くの経費を負担しています。
その負担を含めた金額と会社が得るべき利益を足した金額があなたが会社にもたらさなければいけない売上なのです。
これがあなたの「義務」なのです。
一方権利とは法定内の決められた時間に働きそれに対しての給料を受けとること、安全や衛生的な環境で働くことなどです。
このバランスをきちんと心得ていないといつも会社に不平を抱きイヤイヤ出勤する羽目になってしまいますよ。
3.「どうせ~」の考え方はNG
長時間会社にいることが美徳としている企業は正直呆れるくらいあります。
そんな環境で働いているといつしか「どうせ今日も遅くまで会社にいなければいけない」「どうせ頑張っても給料は上がらない」「どうせ他にやることもない」などとと思うようになります。
これが悪循環の始まりです。
自分を諦めてませんか?
「どうせ~」と言うネガティブ思考を持つよりも、もっと前向きに仕事に取り組みましょう。
その結果あなたが会社に評価されてもされなくてもあなた自身が頑張ったことには変わりがありません。
その頑張りがあなたのスキルになり財産になります。
「どうせ~」という思考は捨てて物事を前向きに捉えていきましょう。
4.気遣い残業をやめる
仕事が早く片付いても帰りづらい雰囲気の会社ってありますよね?
私の勤めていた会社はそういう雰囲気がありました。
上司も「やることやっているなら帰ってもいい」という最悪なことを言う人もいます。
肯定も否定でもないセリフを並べることで逃げ道を作る愚かな上司です。
だからといって他の人たちに合わせて会社に居残る必要はありません。
今日の仕事が終わったのならとっとと帰りましょう。
なぜならあなたにはプライベートがあります。
そのプライベートも仕事と同じくらい大切なことに気がついていますか?
正直私は仕事よりもプライベートの方が重要度ははるかに高いです。
自分の幸せが仕事だけというのは寂しいと思っているからです。
それに会社に対して労働の他に気遣いまでしていたら会社とあなたとの関係がアンバランスになります。
気にせず帰れるときは帰ってしまいましょう。
そして友人や家族、趣味に時間を費やすことをオススメします。
5.嫌われても別にいいや精神
人には合う合わないがあります。
誰にでも愛想よくしても自分が辛くなるだけです。
上司に媚を売り、同僚の顔色を見て仕事をしていると知らないうちにストレスがあなたを蝕んでいきます。
誰にでも相性の合わない人やよく思えない人はいます。でもそれでいいのです。
八方美人が一番よくありません。
表面上を取り繕っても化けの皮はいずれ剥がれます。
そうなる前に自分の素の状態で接していきましょう。
私は以前、職場でもプライベートでも人の顔色を伺いながら生活をしていました。
その時に思ったのです。
「こんな自分はつまらない」と、嫌われる分、好きになってくれる人がいるかもしれない。
ここまで自分を抑える必要は本当にあるのか?
色々悩みましたが結局「嫌われても別にいいや」と言う結論でした。
なぜなら途中で、考えることに意味がないことに気がついたからです。
相手の気持ちや考え方を尊重することは大切ですが、私をどう思うかはその人次第なので考えても答えが出ないからです。
だったらありのままの自分でいた方が気持ちは楽だと気がついたからです。
まとめ
多くの会社員が人の目を気にして、諦めて、転職することへの不安で今の仕事にしがみつきます。
今いる会社に将来性を見出せない人もいるでしょう。
しかしだからといってそれに流されて社畜になることは時間の無駄です。
今いる場所を変えるためには会社や同僚を変える必要はありません。
変えようとしても社長でない限り変えることはできません。
なのであなた自身の意識を変えることが大切です。