いろんなことに興味は持つけれど、いざ始めてみたら1ヶ月で飽きてしまう。
そんな事はないですか?
正直なところ私は周りから多趣味と思われているのですが、実はただの飽き性なのです。
腕時計、写真、英会話などたくさんのことに興味は持つけれども、それ以上先にはいつも進みませんでした。
始めるという行動力はあるのに続けるという行動力は皆無に等しかった私が自分にとって最適な特技を見つけるまでに至った方法を今日はご紹介します。
私のように飽き性で悩んでる人は、その問題を解決するヒントになるかもしれません。
1.飽き性の特徴を知る
始めに気づかなければいけない事は、特技は「好き」から始まるものとそうでないものがあります。
今まで興味は持つけれども続かない人は「好き」なことをやっているからです。
私もそうだったのですが飽きっぽい人は好きになるものが多く、その反面「飽きる」ことも人一倍早いのです。
なので飽きっぽい人は好きなことを始める事はオススメできません。
代わりに問題を解決させる術がわかっていることを始めましょう。
たとえば、カメラであれば一眼レフの機能をより知ることができる環境に自分がいたり、パソコンで操作に困った時にその問題を解消する方法がわかっているのであればそれらを始めましょう。
なぜなら、飽き性の人が物事に興味を失うきっかけは「わからないことが解決できない」ことで先に進めなくなり、そして飽きるのです。
自分を飽きさせないためには問題を解決できる環境にあるのかないのかで始めるかどうかを判断する必要があります。
2.点と点を線で結ぶ
問題解決ができる環境を整えたら次に、特技にしたいことを3つ選びましょう。
たとえば、パソコン・カメラ・旅行としましょう。
とある温泉街に旅行に行ったとしましょう。
そこにはノスタルジックな景色が広がっていたらどうしますか?
きっとスマホで写真や動画を撮り始めるでしょう。
でも、その撮った写真や動画が家に帰ってきた後はどうなりますか?
きっとスマホの写真フォルダにずっと保存されたままでそれ以降見る事はあまりなくなるでしょう。
しかし、カメラに興味を持った人であればノスタルジックな景色を一眼レフやミラーレスなどの高画質で撮影します。
そしてその撮ったものを、パソコンで編集し始めるでしょう。
この時に飽きっぽい人が陥る問題は撮影するときのカメラの設定がわからない、写真や動画を編集する時にどんなソフトを使ってどのように加工したらいいのかわからない事です。
しかし、問題の解決方法がわかっているのであれば、カメラは60fpsでシャッタースピードは100、ISO感度はautoなど景色に合わせた撮影方法を知ることができます。
編集方法でも、写真はLightroom、動画はプレミアプロ を使い、ディゾルブなどでカットの雰囲気を演出したりできることを知ることができます。
このように、パソコン・カメラ・旅行という3つのポイントを線で結びつけることで一つの作品を作ることができるようになります。
3.少しだけ行動してみる
何かを作ることができるようになると、もっと自分の作品や成果を周りの人に見てもらいたくなります。
いきなりyoutubeにアップしたりすることに抵抗があるのであればインスタやフェイスブックなどに載せてみるだけでもいいでしょう。
そこで「いいね」や高評価がもらえると自分のやったことが誇らしく思えてきます。
そうするとさらに探究心が燻られ、もっといいものを作りたくなります。
この段階まで自分を引き上げられれば最適な特技を見つける第一段階はクリアです。
4.本格的に学ぶ
ある程度の評価をもらえるようになったら本格的にそのことを学んでいきましょう。
必要なツールも買い揃えることで自分を奮い立たせることができます。
その後は徹底的な「情報収集」を始めます。
一番手っ取り早い方法は先駆者のマネをすることです。
絵であれば「模写」、動画制作であれば「youtuber」の動画のように素材を集め音楽とカット割りもマネして作るのもいいのです。
たまにセミナーやスクールをしていることもあるのでそれに参加したり、オフ会に出るのもいいと思います。
本格的に始めると自然に目標にする人や作品に触れる機会も増えて、それと同時にコミュニティに参加することもあるでしょう。
そんな場で多くの情報収拾をすることで買い揃えたツールを最大限に活用できるようになります。
こういう行動を重ねることで中身のある本格的な学びができるようになります。
ポイントはある程度の基本知識と情報を集めたら、それを再現できるようにツールを揃えましょう。
そうすることで学んだこと(インプット)をすぐにアウトプットできる環境とモチベーションにすることができます。
5.収入に繋げてみる
自分の特技に磨きがかかったら、収入に変えられるかを試しましょう。
私は「特技=収入」という概念があるためこのような考えになります。
決して「特技=趣味(好きなこと)」ではありません。
なのでプログラミングや動画編集などのパソコン関連であれば「ココナラ」というサイトや画像ならShutterstock(シャッターストック)やPIXTA(ピクスタ)などで自分のスキルや作品を販売してみましょう。
ここである程度の収入がえられるのであれば特技の第二段階のクリアです。
この段階にまで成長するということはある意味「プロの領域」まであなたが到達したという証です。
6.人に教えてみる
最後に第三段階として、今まで自分の培ったノウハウを他の人に教えてみましょう。
教えた人が自分の特技領域までスキルを身につけることができたらあなたはその特技で自分の人生をコントロールできるまでに成長したということになります。
これまでの道のりは決して平坦ではないかもしれませんが、この領域に達することが「特技」を身につけるということだと私は思っています。
これまで何かを始めてもいつも中途半端で終わっていた人はこの方法を実践することで本当の特技を手に入れることができるようになるでしょう。