このご時世、突然仕事を失うことは珍しいことではありません。
勤めていた会社の事業縮小によるリストラや心を病んでしまったが為に社会生活が続けられなくなっての離職や休職。
はたまた、自分の生き方を見つめ直すことで会社を脱サラして自分でビジネスを始める人、みんなそれぞれ理由があって正社員というカテゴリーから離脱します。
今日はその中でも脱サラやリストラによって新たなチャレンジをした人が感じた良いことや悪いことをテーマに記事をまとめていきたいと思います。
目次
独立して最良の人生を手に入れた
1.有効な時間の使い方ができるようになった
今まで時間の使い方はすべて会社中心の考え方だったのが独立をしたら自分中心の考え方に変えることができた。
そして何よりも自分に適した時間配分で生活ができることで健康的に生きることを実践できるようになった。
朝早く起きて会社へ行く準備をするストレスがなくなった。
朝のコーヒーをゆっくり飲んでやるべきタスクをきちんと整理してから仕事ができる余裕ができた。
効率よく脳を使う準備をしたり、ビジネススキルを上げる為に平日開催されるセミナーに参加する時間ができた。
趣味の時間を確保できたりと以前の生活では考えられなかったことができるようになった。
2.対人ストレスがほぼゼロになった
ストレスの大半が人間関係と言われる昨今で普通の人はできないこと。
それは「嫌な人とは付き合わない」どんなに相性が合わない上司でも会社員であれば我慢するしかありません。
毎回クレームを入れてくるお客さんも無下にはできないのでその都度、対応しなければいけません。
これらのストレスが独立をすることで「ほぼゼロ」にできるのです。
私の場合は「100%ゼロ」にしました。
嫌な人とは最高のビジネスは作れないという考えでそうしています。
3.人を見極められるようになった
人を見る目が養われます。
なぜかというと独立をすると多くの人が集まってきます。
その中にはあなたにっとでとでも有効な人とあなたを利用しようとする人のどちらかです。
あなたに興味がない人はそもそも近寄ってくることはないので、ごちらかのタイプに絞られるでしょう。
こういった場面であなた自身がその人と付き合うのか付き合わないのかを決めなければいけません。
その為には人を見極められるようにならなければいけないので自然と人を見る目は養われていきます。
4.モノを大切にできるようになった
会社員であれば毎月決まったお給料が口座に振り込まれます。
それば当たり前になり、無駄使いや衝動買いをしてしまうこともあったでしょう。
しかし、独立をするということは自分でお金を稼ぐことになるので、お金の大切さを身に染みて時間できるようになります。
そうなると、これは本当に必要なものなのか?
これを買う為にどんなことをしなければいけないなど、自分の労力や売上と比較をして買い物をしたり、買ったものを大切に使うようになります。
独立した人のほとんどがお金やモノにシビアになりその分モノを大切に使うようになります。
5.家族との想い出が増えた
家族と過ごすことが自分の人生を最も豊かにしてくれることに気がついた。
子供の参観日や運動会への参加できるようになった。
妻とのデートや記念日の贈り物もできるようになった。
会社員の時はなかなか参加できなかったり、夫婦で出かけることもなかったのが、
独立をして時間のコントロールができるようになったことで妻や子供との想い出をたくさん作ることができるようになった。
今までの自分の人生のほとんどが会社で過ごされてきたが独立したことでそれが家族との時間へシフトすることができた。
独立して味わった最悪の生き地獄
1.お金を稼ぐことの大変さを実感した
会社員であれば最低限の給与保証はありますが、独立をしたらそうはいきません。
仕事をすることとお金がイコールでは結ばれなくなったのです。
独立をしたら利益を出すこと=お金という考え方になるので「利益を出さなければ収入は0円」ということになります。
私が初めて独立して感じたことは1円を稼ぐことの難しさです。
今までお金を稼げたのは会社というお金を生み出す仕組みの一部として動いてきたことに気づかされました。
これからは利益を出す仕組み自体を作らなければいけないこと、作れなければ収入はないということを身をもって体感しました。
そして、利益がでなかった時はまさに生き地獄、正直言葉も出なかったですね。
2.メンタルの弱さを痛感
お金がなくなると同時に心に重く負担がのしかかります。
家族がいる方であればなおさらです。
一つでも不安なことがあれば他のことにも感染してどんどんメンタルを痛めつけられていきます。
自分で自分を追い込んでいってしまうのです。
これは体感しないとわからないことですが私は心療内科にいくくらい悪化しました。
今までの自身はどこにいったかというようなすごい弱りようで普段の生活も正常にできないくらいやられます。
今思えば良い経験だったと思えますが、その当時はまさに生き地獄でしかありませんでしたね。
3.将来の不安が大爆発
独立をしたということはあなた自身が何かしらのビジネスをもっていることでしょう。
そのビジネスは何年あなたを食べさせてくれるのでしょう。
市場が変わったり、あなたにとってライバルが現れた時にはきっと今までのやり方では通用しないでしょう。
そうなると思考はドツボにはまり将来に対しての不安が大爆発します。
「将来自分はどうなっているのだろう」「もし、お金が稼げなくなったら家族はどうしよう」など考えればきりがありません。
きちんとビジネス展開を考えて行動していてもこの不安は払拭できないでしょう。
なぜなら未来のことは誰にもわからないことなのですから。
いかがでしたでしょうか。
独立には良い側面とそうでない側面があります。
勢いで独立しても長くは続きません。
はたから見てる分には面白いかもしれませんがそのパターンの人は真っ先に私のように生き地獄を味わうでしょう。
なので独立をする時はきちんとした計画とどんなことがあっても折れない心をもって臨むことをオススメします。