この記事を読んでいる人は起業したばかりの人かこれから起業をする人だと思います。
もしくは、起業したけど人間関係に疑問を感じている人かもしれません。
今日は「起業したら関わるべき人たち5選」というタイトルで記事をまとめてみたいと思います。
まずはみなさんご存知の方もいるとは思いますが、起業をすると今までにないくらい多くの経営者の方々と接する機会が増えていきます。
それは経営セミナーや経営者同士の集まり、紹介などです。
経営者になると会える人の階層が変わり、いきなり数百人規模の事業をしている社長や、数十億単位の年商を出している経営者と会うことがあります。
しかし、ここで注意をしなければならないのは関わるべき人の見極めです。
あなたにとって最も関わるべき人はどんな人でしょうか?
1,レスポンスの早い人
まずビジネスにはスピードが大切です。
私が出会った人の中で事業を一から立ち上げて成功させる人の共通点は行動やレスポンスが早い人が多かったです。
特に生まれ育った環境が経営と全く無縁の人にこの傾向が多いような気がします。
こういった人はほぼ自力でビジネスを立ち上げうまく仕組化ができます。
なぜなら、物事の優先事項の順位付けから行動までの時間が人一倍早くチャンスに対して敏感に反応する癖がついているからです。
こういった人が近くにいるだけでも自身に及ぶ影響は大きなものになります。
2,お金についての教養が高い人
お金の教養とは主に「お金の使い方」です。
つまり利益が生じた時に欲しい車を買ったり飲食店で豪遊する人か、それともさらにお金を増やすために「投資」にお金を使うのかの違いです。
どうしても今まで手にしたことのない額のお金を目の前にすると前者のようなことをする人がいます。
しかし、少額の利益が出たときは「投資」をするといった人の方が堅実です。
そしてそういった人たちは自分や従業員が働いたお金を今度は「お金がお金を生み出す」流れに変えていく術を知っています。
大きなリターンを求めて起業された方もいると思いますのでこういった運用知識のある方との接点はぜひ欲しいものですね。
3,自分を過大評価していない人
お金を持つと大抵の人は横柄になったり謙虚さを失います。
そして、そこで失敗をして成長をしていくのですが、その成長過程にあなたが巻き込まれる必要はありません。
失敗をする人は自分を過大評価しています。
そういった人の近くではなくどんなにお金を稼いでいても謙虚で敬意という言葉を知っている人の近くにいましょう。
長く安定したビジネスを持っている人はこういった人に多いのですから。
またそういった人の特徴に「人に投資をする」人もいます。
これは金銭的な投資か知識や人脈的な投資かは別として何らかの形で次の経営者を育てようという精神を持っています。
それが社会貢献という意味でのことかもしれません。
ただしその期待にあなたが応えられるような人格を持つ人間であることが前提ですよ。
4,礼儀をわきまえている人
礼儀とは話し方・所作をその場に適した応対ができるかによります。
それは経験を積まないと習得できないこともあります。
しかし一番の近道はそういった経験を積んできた人と行動することです。
見て聞いて感じることができます。
これはお金を払ってでも欲しい経験ですが売ってはいません。
もしそういった経験豊かな人が近くにいた場合は積極的に関わりましょう。
ビジネスマナーというレベルではなく人として成長できるチャンスですから。
24時間一緒にいてくださいというわけではありません。
しかしそのくらいの気持ちでもいいかもしれませんね。
私はラッキーなことにそういった人にめぐり合うことができましたので少しずつではありますが学ばせていただいているところでした。
5,自分の理想とする人生を送っている人
あなたは将来どんな人生を送りたいですか?
もしあなたが好きな車に乗って欲しい服を着て綺麗な女性たちに囲まれた生活がしたいのであればそういった生活をしている人と関わりましょう。
しかし注意すべき点は死ぬまでその生活を望んでいるのか?
という問いを自分にしてください。
最後は奥様や子供と何不自由ない生活をしたいと望むのであれば初めからそういった人生を送っている人の近くにいましょう。
目の前の欲望を追いかけている人と、家族の幸せも含めた幸せな人生観を持っている人とではビジネススタンスや時間の使い方がまるで違います。
あなたの人生にとって最良の人の近くにいるようにしましょう。
番外編
何でもかんでも電話をしてこない人
少し話しは逸れますが、現代にはメールやSNSなど多くのコミュニケーションツールがあります。
昔は遠くにいる人とは電話で連絡を取っていました。
しかし、その電話という行為は一方的に時間を割かれることもあります。
人は集中して物事に取りかかることができる時間は「8分」と言われています。
毎回8分に1度何らかの邪魔が入るのです。
集中をしたいときに電話がなるとしんどくなります。
今、この記事を書いている間にも電話がなっています。
そして私は電話に出ないでスマホの電源を切って記事を書き続けています。
こういった事実を知っている人は本当に至急の要件でない限り電話をしません。
電話が来ることで自分の大切な「集中タイム」に弊害が起きることを知っているからです。
いかがでしたでしょうか。
ほぼ私の主観で書いた記事ではありますがもし共感できるところがあれば試しに実践してみてください。
ご意見等もあるかとは思いますが、あくまで一例としての記事と思いご容赦いただければと思います。
次回は「雇うべき人・雇ってはいけない人」の見極め方5選を記事にしていきたいと思います。