「格差」とはお金を持っている人と持っていない人、会社でいえば役職者なのか平社員なのか?この格差という言葉を=身分と認識している人もいます。その中でも今日は「経済格差=収入(お金)」についてこれからどう対策していったらいいのか、それを現実にするために月収20〜30万円程度の会社員の人たちスキルアップ手順をご紹介します。今回の記事は私たちが実際に実践してきたことをまとめています。
目次
1.悩むところからのスタート
まず私たちは「収入を増やすために何をやったらいいのか分からない」というところからスタートしました。ほとんどの人はこの壁にぶつかって先に進めない人が多いでしょう。しかし、ここで理解すべきことは2つです。それは「何をやるのかはその人の自由」ということ、「お金儲けになることを探さない」ことです。
初めに何をするかは自由ということそれは「youtuber」でも「マーケッター」でも「陶芸家」「アフィリエイター」何でもいいです。あなたを制約するものは何もないという意識を持ちましょう。そして「お金儲けになることを探さない」ということの根拠は悩み続けてしまいスタートすることすらできなくなるからです。頭の中で儲かることだけを考えてしまうと行動するスピード自体が遅くなってしまいます。
そして、世の中にはたくさんの「儲け話」がゴロゴロ転がっています。例えば「不動産投資」「仮想通貨」「株式投資」などです。これらはある程度の資本基盤が整った後にやることであり、今の段階で始めるにはリスクが高すぎるからです。
これらを踏まえて「何を始めるか悩むときは誰かに依存することが極めて低いこと」と前提に探すことが重要です。私たちはその結果、Web制作・ライター・動画制作という3つの柱をそれぞれピックアップしました。
2.方向性を決めるための情報収集
次に情報収集をすることが大切です。情報収集という表現は何か重々しいイメージがありますが方法は単純です。Google検索とyoutubeの視聴です。こんな単純なことですがこれが一番手っ取り早い方法なのです。何故ならGoogleに表示される情報量でそのカテゴリーの需要や人気度が分かるからです。
そして人気のあるものには必ずと言っていいほど多くのヒントが散りばめられているのです。まず目的とするカテゴリーに関連する情報をとりあえず、ごちゃ混ぜでもいいのでブックマークフォルダに詰め込みましょう。そして仕事の合間やレストランでのオーダー待ちの時間にそのブックマークを何度も見続けるのです。そうするうちに「自分は何をしたらいいのか」が見えてきます。
とにかく情報を詰め込めるだけ詰め込んで脳に記憶させましょう。それらの情報にどっぷり浸かり続けるだけで次の道が見えてきます。
3.どうやってスキルアップするのか?
私のオススメするスキルアップの方法は2つあります。それは「youtube」と「Udemy」です。基本的にyoutubeは無料で視聴できますし、Udemyはセール期間内であればかなり低価格で教材を購入できます。そして何よりもの利点はどちらもスマホのアプリなのでどこにいてもどんな時間でも学習することができることです。
ちなみに私はyoutubeで動画編集方法を学び、Udemyでダイレクトレスポンスマーケティングを学習しました。オファーの方法やそのためのライティング、販売ロジックなどセミナーや学校には一切通わずにスマホのみで学習しています。よく友人から「本当にそれでできるようになるの?」と聞かれますがこれにはコツがあります。
それはインプットからアウトプットまでの時間を極力開けないことと、反復して実践することです。単純にこれだけである程度のことは自分のスキルにすることができます。もし忘れても再度アプリで学習すればいいだけの話なので難しいことではありません。
スキルアップのコツは「学習ツールをいかに身近なところに置くか」ということと「インプットからアウトプットまでの時間を極力開けないこと」なのです。
4.お金に換えるためのロードマップを作る
ある程度のスキルアップをしたところでお金に換えられなければ意味がありません。そのために学習期間内に「お金に換えるためのロードマップ」を作成しましょう。そしてこのロードマップはゴールから決めることです。
例えば、「カメラ」というキーワードでロードマップを作るとしたら始めにゴールをお金に換えられること「ネット上での素材提供者になる」「結婚式のカメラマン・編集者になる」「カメラやレンズの使い方をネット上で配信してアフィリエイトや広告収入を得る」などです。具体的にどのようは方法で自分のスキルをお金に換えるかを決めましょう。そうすることでゴールまでに自分が何をすればいいのかが自ずと見えてきます。
ゴールがなければ走り続けることはできません。なのでスタートする前にきちんとゴールを決めましょう。
5.作業環境の最適化をする
次に「環境の最適化」をしましょう。作業する場所やツールセット(道具)など一式を揃えてください。私たちは借金をしてこの環境を整えました。言い換えれば「先行投資」です。ハッキリ言って何もスキルのない人間がお金をかけずに、誰かからお金をもらうこと自体難しいことなので、ここは割り切って環境を整えましょう。
そしてお金を使うことで「後には引けない状況に自分を追い込みましょう」ちなみに私たちはカメラ・パソコン・教材、その他諸々でそれぞれ150万円くらいお金を使いました。これくらいすることで「やるしかない」状況を作りました。なぜならこの段階まで進んで人が絶対にやってはいけないことがあるのです。
それは、「途中でやめる」ことなのです。これをやってしまうと「知識豊富で経験値ゼロ人間」になってしまい最後に「ただの評論家」になってしまいます。この癖がついてしまうと次に何かをやろうとしても行動ができない体質になってしまうからです。
環境を整えることでやる気やモチベーションも整えることができます。
6.1日3時間を徹底的に犠牲にする
スキルアップするために最低必要な時間は1日3時間以上です。これは私が実践して体感した時間なので個人差はあるかもしれませんが最低このくらいは必要かと思います。1日のどの時間を犠牲にしたらいいのか?という質問を受けたことがありますがこれはそれぞれの生活サイクルによって異なります。
一つ言えることは「テレビを観ている時間を割り当てる」ことでしょうか。私の場合、出社前の3時間だったり、帰宅後の3時間など色々と試しましたが一番しっくりきたのが「帰宅後」です。
個人的な感想ですが「テレビを観ている時間ほどスキルアップする人にとって無意味な時間はない」と感じました。だってテレビ観てもそれほど有効な情報は得られないからです。
人と同じ過ごし方をしていたら同じような生き方しかできません。時間を犠牲にすることでプラスの変化を手に入れましょう。
7.仕事を受注するためのアクション
ある程度のスキルを身につけたら「営業活動」を始めましょう。と言っても「飛び込み営業」や「チラシ配り」ではありません。個人スキルを売り込むのにはあまりに非効率な行動です。なのでまず始めにスキル提供したいと思う企業やお店のメールアドレスを集めましょう。
そしてそのメールに自己紹介と持っているスキルで何ができて、相手にとってどんなメリットがあるのかを本文に書いて送信しましょう。後は送信先からの反応を待つだけです。この他にもSNSで横のつながりを作りそこから少しずつ仕事をもらったり、実績作りのためにタダでスキル提供をしたりする人もいます。しかし、私がやらないことがあります。それは無料のスキル提供です。
なぜならこの方法は「本末転倒」だからです。お金に換えるためにスキルアップしたのにそれをタダで提供しては意味がありません。幾らかでもお金に換えることでプロという意識と本当の実績を得ることができるので、そこだけは死守した方がいいでしょう。
人見知りでもメールなら送れます。あなたのスキルが相手にどんなメリットがあるのかをわかりやすく伝えましょう。
8.外注することを覚える
ある程度の収入が作れるようになったら次は「受注量を増やす」ことです。始めのうちは単純に請け負う仕事量を増やすだけでいいです。そしてその時に大切なのは増やした仕事を「外注」に回すことです。「そんな人脈はない!」という人、安心してください。
ネットで検索すれば仕事を探している人がたくさんいます。こういった人たちに仕事を流すことでコミュニティができたり、今まで知らなかったスキルなどを拾うこともできます。お互いに相乗効果がある「外注」を試してみましょう。
成長の第二段階には他人の力も必要です。「外注」から多くのことを学びましょう。
まとめ
これまでの記事の中でお伝えしていない注意点があります。それは「周囲の人には何も言わない」と「精神的な負担のかかることはやらないこと」です。なぜなら、あなたが今までと違うことをしていることを周囲の人が知った時に決して良い方向には向かないからです。ある人は僻んだり妬んだりします。
またある人は善意のドリームキラーになります。あなたにとって有効なのは同じようにスキルアップすることの意味を理解して実践している人だけです。あと、折角のプライベートな時間を犠牲にして頑張っているのにそこでストレスを抱えたり、精神的に負担になることをやってしまうと本末転倒なのでそれも避けた方がいいでしょう。