最近どこかの大手企業が育休をとった社員を不当な人事で辞めさせたというニュースを見かけました。
この時私は「これは氷山の一角」なのか「辞めさせられた社員側の問題がなかったのか?」などと色々と考えましたが最終的には真実は本人たちにしか分からないことということでそれ以上考えることはやめました。
でもここで気になったことがあります。
今回のようはことは育児休暇を取ろうと考えている人であれば誰にでも起こりうることではないか?ということです。
ではどうしたらパパが安心して育休を取れるようになるのでしょうか?
今日は育児休暇を取るためにどうしたらいいかを記事にまとめたいと思います。
1.「大切なことは何か」をもう一度考える
まずはじめにあなたが今の会社で働いている理由はなんですか?
この問いに対して「家族を養うため」と答えたのであればその時点で一番何が大切なのかはわかっているはずです。
あなたにとって最優先すべきことは「家族」なのです。
あなたは会社のために働いているのではなく「家族」のために働いているのです。
子育ては想像以上の労力を要します。奥様だけでは難しい場合も多々あるでしょう。
そんな時のために育児休暇の制度があるのですが、今の社会を見ていると育児休暇制度を掲げている会社が本当に制度の利用を良しとしているようには思えないのです。
今勤めている会社が本当に育児休暇を理解しているのであれば良いのですがもしそうでないければ転職や起業を視野に入れた考え方に切り替える必要があるかもしれませんね。
2.育児休暇を取るための視野を広げる
育児休暇制度の理解がなく表面上だけ取り繕っている会社の場合、休暇取得は認めますがその後に制裁があることは間違いないでしょう。
そしてその制裁は法的問題がない範囲で実行され、全て後ずけの理由であなたに非があるという形で落ち着くのが目に見えています。
しかし、会社の体質はあなたの意識では変えられない事実なのです。
ではもっと視野を広げて考えてみましょう。
育児休暇を取る理由は「育児をするため」ですよね。
そしてその育児休暇を取ることをためらうのは会社からの制裁があるからです。
つまり収入を得る場であなたが不利な立場に立たされるのが怖いからです。
ではもしあなたがその会社以外から経済的な不安を解消できる収入源があったらどうしますか?
きっと会社からの制裁は怖くなくなるはずです。
そのためには子供が生まれる前もしくは子作りをする前から準備をする必要があるのです。
私の場合、子供を作る前から副業を始め会社からの給料くらいの副収入を得れるところまでビジネスを大きくできました。
これは正しい努力をすることで誰にでもできることなのです。
毎日疲れて帰ってきても必ず副業にも力を入れ将来起こるであろう問題に振り回されないための準備をしたのです。
問題はあなたがどこまで家族のために努力ができるのかなのです。
3.最悪の状況も想定した対策を考える
最悪を想定するとはあなたが会社にいられなくなり、不利な条件で離職しなければいけなくなったことを指します。
育児休暇取得による制裁は後になってからわかることです。
しかし、同僚や過去の実績から少なからず予想はできるでしょう。
会社によっては理不尽な転勤や配置換えを正当な理由をつけて辞令として言い渡すところもあるでしょう。
そうなった時には法的問題はなくても社会的な問題が生じることもあるのです。
しかし、そこまで話が大きくなった場合あなた個人が会社と戦うのには無理があります。
問題が起きてから弁護士を雇うにしても多額のお金がかかります。
SNSで訴えてもどうにもならない時もあります。
そんな時どうしたらいいのかというと私ならまず、弁護士保険に事前に加入しておきます。
注意点は問題が起きることが予想されてからの加入では保険適用外になる可能性が高いので問題がない状態のうちに加入することです。
この保険は職場や近隣トラブル、事故などの補償範囲が広いことが特長です。
実際に私も交通事故にあった時にこの保険を利用しましたが本当に助かった記憶があります。
無料相談もできますので一度検討してみてください。
4.会社への依存意識を変える
あなたは今の会社に勤めるために何十年も生きてきたわけではないですよね。
もちろん今まで雇ってもらった恩もあるかもしれません。
しかし物事にはバランスがあります。
あまりにも会社に依存しすぎてしまうと離職した時にあなたはモノ毛の殻になってしまいます。
まずは、会社に対して依存意識をなくす努力をして、「自分はどんな状況でも家族を養うことができる」という自己依存意識へシフトすることにしましょう。
そうしないと会社の制裁や周囲の目を恐れて子育てを奥様が一手に引き受けなくてはいけない状況になってしまいます。
5.全ては自分の選択と行動力次第
この記事を読んだ後にあなたが行動できるかどうかはあなたの意識次第です。
育児休暇を取ることであなたが不利な立場に立たされてしまった場合、最悪「転職」という選択をするかもしれません。
しかし、その時に少しでも不安をなくすためにはどんなに疲れていても副収入を得る努力をするべきです。
経済的に不安がある家庭はなかなかシビアな関係になってしまいます。
それを回避させるためにはあなたの努力が必要なのです。
この記事はあくまで育児休暇制度の利用をすることで何らかの制裁がある会社に勤めているということを前提に書きました。
もちろん全ての企業がそうであるとは思っていません。
その部分はご理解ください。