どんな業界にも人を魅了することに長けている人はいます。
音楽の世界ではマイケル・ジャクソン、投資の世界ではウォーレン・バフェット、経済界では稲盛和夫などたくさんの人がいます。
そんなカリスマたちの特徴は人の心を掴むことができることです。
あなたの周りにもそんな心を掴むことが上手な人はいませんか?
ムードメーカーであったり、リーダー的な存在の人が持っているカリスマ性の特徴を今日はご紹介します。
1.自分の感情に素直な人
カリスマ性のある人は情熱的でもあり冷静でもあります。
その原点は自分の感情に素直に反応することができることです。
周りの人たちをみてください。
そのくらいの人たちが自分の感情を素直に言動に表していますか?
場の雰囲気を読んだり、人との衝突を恐れるあまりほとんどの人たちが自分の感情を押し殺しています。
そんな環境だから余計に感情に素直な人は目立つのです。
そして最大の特徴は利己的な感情表現ではなく、利他的な目線で物事を捉えるので、どんなに感情豊っことをかでも周囲から煙たがれることがないのです。
周りのことを考えての行動が目立つため周囲の人たちからの信頼を得ることができます。
もしあなたの周りに感情豊かでも周囲から嫌われている人がいたら、それはただのワガママな人でしょう。
本来、カリスマ性のある人は周囲から疎まれるような言動はほとんどしません。
なのでカリスマ性のある人はただ感情に素直なだけではなく周りを気遣った思考を持っている人です。
2.考えを具体的に表現できる人
「頭がいい人=カリスマ性のある人」ではありません。
自分の考えを周りが納得できるような理屈で具体的に筋道のある話ができる人です。
そういった人はとても稀な人であり、初めて言葉を交わしただけで人の心を掴むでしょう。
中には理論武装をして正論を振りかざし、あたかも自分の言っていることは正しいと言わんばかりの態度をとるでしょう。
しかし、それは頭の回転が早いだけで大抵の話は現実離れをしていたり、確信のない内容だったりします。
本当のカリスマ性のある人の考え方は利益よりも志に終始していて、その過程に利益があるのです。
本物と偽物の見極め方は、その人の話の終着点が利益であれば偽物です。
本物は最終的に理想の追求をすることでみんながプラスになるといった理論を話します。
言葉にすると難しく思えるかもしれませんが、話をしてみるとすぐにこの違いに気がつくことでしょう。
3.言葉と能力が比例している人
カリスマ性のある人は実績があります。
中にはカリスマを装い、ありもしない実績や未来の夢を語り始めます。
相手に夢を見させることができる人はある意味、素晴らしい特技を持っている人かもしれません。
カリスマを装っている人はすぐにメッキが剥がれていきます。
その違いは過去の努力量にあります。
やりもしないことをあたかもできると錯覚していたり、自分のできないことを他人に押し付ける人はどんなに話が上手でも人の心は掴むことはできません。
なのでカリスマ性のある人はその言葉に重みがあり、尚且つその言葉を発するに値する能力を持っているです。
なのでもしあなたがカリスマ性を求めるのであれば、言葉にできるくらいの実績と能力をまずは持つことです。
4.一緒にいると安心感がある
人の心を掴む人は厳しさと優しさを持っています。
子供の頃に親に怒られてもなぜか一緒にいると安心した経験はありませんか?
カリスマ性のある人かこれに近い感情を持っています。
兄貴分、姉御肌などという言葉があるように家族のように人と接することができるのです。
それが安心感につながり人の心を掴むまでに至るのです。
何でもかんでも許容して甘やかす人は単純に「人から嫌われることを恐れている人」なのでカリスマとは程遠い存在なのです。
本当に人の心を掴む人には安心感の元となる「厳しさ」「優しさ」があります。
5.誰も知らないところで努力している
人よりも優れている人に共通していることは「努力」をしている人です。
そして人の心を掴む人はその努力を自慢したりしません。
普通は自分の成績や成果を誰かに褒めてもらいたいと思うのですが、カリスマ性のある人はそれを求めません。
なぜなら、努力の先にあるのは自分の能力アップや探究心で行動しているからです。
他人の目を気にせず、多くを求めない人が実は人の心を掴む人なのです。