ビジネスや趣味など何かを始めたら成果を実感したいですよね。
でもその成果がなかなか出せない人には共通点があります。
それは成果を出すためにやらなければいけないことを間違えているのか、成果を早く求め過ぎているのかなどいろいろあります。
今日は「確実に成果を出したいのになぜかうまくいかない人の特徴」を私の実体験を含めながらご紹介していきたいと思います。
1.好奇心旺盛過ぎてキャパオーバーする人
一つのことを最後までやりきれない人や、やることが多すぎてタスクに追われている人の最大の特徴は「好奇心」が原因です。
好奇心旺盛な人は流行りものが好きだったり、友達が始めた副業など自分の周辺で起きていること一つ一つに興味を示します。
しかし、熱し易く冷め易いのでしょうか?その好奇心は長くは続きません。
心当たりがある人は一年前の自分を思い出してみてください。
その時の自分は何に興味を持っていましたか?FX?仮想通貨?酵素ダイエット?体幹トレーニング?
それらは今現在も興味を持って取り組んでいますか?
恐らく今は別なことに興味を持っているはずです。
こう言った人たちは過去の自分を振り返ることをしません。
なぜならいつも現在と未来しか見ていないからです。
好奇心旺盛なことは悪いことではないのですが、あまりいろいろなことに手を出し過ぎると収拾がつかなくなり、ほとんどのことを途中で投げ出してしまい結果としてこれまで費やした時間やお金を無駄にしてしまいます。
もしあなたがこういった性格の持ち主なら少しだけ意識を変えるだけで興味を持ったことを最後までやり遂げることができるようになります。
それは、これから始めることにゴールを設定することです。
最終目的地がないまま始めてしまうといろいろなことに興味を持ってしまい、寄り道だらけで最後に自分が何をしたかったのか自体を忘れてしまいます。
なので手をつける前にあらかじめ「最終的にどうなりたいのか?」ということを決めてから何事も始めましょう。
私は2年前に「英会話」に興味を持った時期がありましたが途中で挫折しました。
原因は「英会話を勉強して最終的に自分はどうなりたいのか」を考えていなかったからです。
TOEICで高得点を獲りたいのか?日常会話を英語で話せるようになりたいのか?
英会話を習得して通訳の仕事に就きたいのかなど、自分がなりたい姿をイメージしていなかったから途中で飽きてしまいました。
心当たりのある人がいたら是非ともこれから始めることには「ゴール」を決めてから始めることをオススメします。
2.狭く深くが行動の原則
いつもタスクに追われている人はやっている内容が「広く浅い」ことが多いのです。
インスタに「いいね」してもらえる写真をアップしたいと思えば写真の撮り方に興味を持つでしょう。
しかし、写真に興味を持った後にはすぐに画像編集に興味を持ち画像加工の勉強を始めて、次は自分の撮った写真を飾るホームページを作ろうと思うかもしれません。
写真ひとつとっても奥は深く、画像編集も使うソフトによって効果も操作方法も違います。
ホームページになんか手を出したらHTMLやワードプレス、CSSなどたくさん勉強することがあります。
それを同時期に始めてしまうとあっという間にタスクオーバーになってしまいます。
なので何でもかんでも手を広げる前に「一つのことを深く学びましょう」それができてから次のことにステップアップしましょう。
でないと最後まで続けられずに途中で全てを投げ出してしまいますよ。
これはビジネスにも言えることで儲け話は掃いて捨てるほど転がっており、その時々に落ちている儲け話に飛びついてばかりいると時間とお金だけ無駄に使ってしまい、全く儲けられないなんてこともたくさんあります。
目的ももたずに起業をした人はこういうタイプが多く、みんなそれで頭を悩ませます。
だから興味を持って始めることは1度につき1つのことだけにしましょう。
過去にこれで何度も失敗した私がいうのですから間違いありません。
3.基礎学習もしないで勢いでスタートする人
キャパオーバーを起こす前触れは「次に何をすればいいのかわからなくなる」という心理状況になることです。
私はこの経験があります。
実は5年ほど前に私はワードプレスを勉強しようと思いサーバー契約やドメインの取得手続きまでしました。
しかし、その後は全く手をつけることがありませんでした。
なぜなら、いざ操作画面を見た途端どこをどうすれば自分のイメージした画面に設定できるのかが全く理解できなかったからです。
よくよく調べてみるとワードプレスを始める前に基本的な知識がないことには思い通りにページを編集できないことに気がついたのです。
最低限のCSS知識、SEOの対策方法、ウェジェットなどの基本用語の意味などです。
あっという間に覚えることが増えていき、どれから勉強すればいいのかわからなくなってしまいました。
そして私はワードプレスを諦めました。物事には必ず「基本」があります。
途中でキャパオーバーにならないためには「基本」をしっかり理解してから始めることです。
今私はこうやって記事を書いていますがこの記事を書く前に「キーワード選定」「ライバルチェック」「メタディスクリプション」「CTA選定」など記事を書き始める前の基本知識をしっかりと勉強してから手をつけています。
こうすることで「次に何をすればいいのかわからなくなる」という現象を防ぎ、キャパオーバーを起こすことを回避しています。
興味を持った趣味を長く続ける、儲かると思ったビジネスを最後まで軌道に乗せるためにはその基本となることをしっかりと学んでから始めましょう。
そうすることで「やることが多すぎてキャパオーバー」になることはありませんよ。
4.結果を求めるタイミングが早すぎる人
何かを始めたら「早く結果が欲しくなる」ことってないですか?
スピードを求めてあれもこれもとちょっとずつ手をつけて気がついたらタスクが散らかっていたなんてことは結構あることです。
物事には順序がありますがそれと同時に結果が出るまでにはそれに見合った時間もかかることも知りましょう。
たとえば、あなたがブログを開設したとします。
開設したらより多くの人に自分の書いた記事を見てもらいたいという心理になるでしょう。
でも、あなたの書いたブログは2ヶ月経っても3ヶ月経っても訪問者は一向に増えません。
あなたの書いた記事はまずはじめにGoogleのクローラーがあなたのサイトに訪問しそのサイトを認識してから検索対象になります。
そしてその記事の内容などをGoogleが吟味して表示順位が決められます。
そこまでかかる時間は6ヶ月から1年とまで言われています。
しかし、結果を早く求めるあなたは次第に「頑張っていても成果が出ない」と思い途中でブログを諦めてしまいます。
こうして約9割のブログ挑戦者が市場から消えていきます。
これは別のことにも言い換えられます。
何事にも成果が出るタイミングというものがあり多くの課題を乗り越えて初めて成果につながります。
なのですぐに結果を求めることは時期尚早なのです。
結果よりも毎日コツコツを積み上げていくことに力を注ぎその時が来ることを待つことが懸命です。
5.自分の考えに疑問を持たない人
「これだ」と思うと人は主観的に物事を見てしまいます。
しかしそこに罠があるのです。何事にも客観性というものが必要です。
なぜなら成果を出すということは自分以外の事柄や人に対して何らかのアクションを求めそれが結果となり成果に結びつきます。
そこに行き着くまでにはほとんどの場合、問題点や改善が生じます。
自分の考えに疑問が持てない人はこのことに気がつくことができないのです。
そうなると大概は力ずくで成果を出そうとしてしまい結果として失敗に終わるのです。
これはビジネスにおいても人間関係にしても同様です。
人を動かしたいのであれば相手の考えや気持ちを理解しなければい思うようにことは運びません。
自分の開発した商品を売りたいのであれば買う人が何を求めているのか?
どんな人が欲しいと思うのか?など相手の心理を理解する必要があります。
常に自分の考えに疑問を持ち改善を繰り返すことで成果が出るようになります。
うまくいかない人はこの客観性がない人が多いのかもしれませんね。